退会できない悪質な出会い系サイトの対策

悪質出会い系サイトは退会ができません。退会をさせないのはユーザーを退会させずに、何とかして騙そうとして考えているからです。

悪質サイトへは退会申請はできるだけしないようにしてください。退会申請をして一時的にメールが止まることはあっても、悪質業者は後から別のサイトに情報を漏らしているケースがあるので、迷惑メールがなくなることは普通はありません。

悪質業者への対策を知っている人は、サイトへの連絡はしないで、はじめに迷惑メールを無視して対応します。サイトにアクセスしないで迷惑メールを無視すれば、悪質業者はあきらめてメールを送ってこなくなるケースがあるからです。無視してもメールが大量に送られてくるケースでは、メール拒否かアドレス変更で対処をします。

悪質サイトに退会申請をするという行動は「自分が対策方法を知らない騙されやすい人間であると悪質業者に教えている」ことと同じなので、退会依頼をすると迷惑メールは前よりひどくなるケースがあります。

【退会できないサイトの対策】

退会できない悪質な出会い系サイトの対策は、迷惑メール対策と同様で届いたメールは無視をして、メールを受信しないように設定することです。

迷惑メールが届いたら

悪質サイトに退会申請、配信停止をしても意味がなく、二次被害に遭う危険があります。一般常識が通用しない悪質なサイトに退会申請をして「退会完了」の返事があっても、悪質な行為を行っている業者が素直に個人情報を削除することはまずありません。

退会できたと思ったら、今度は別のサイトからメールが届くようになります。悪質な出会い系サイトに登録されてしまったら、受信拒否対応かアドレス変更対応をして、変なサイトのことはさっさと忘れてしまいましょう。

「退会しなくてもいいのはわかったけど、、個人情報を残したまま放置するのは心配、、」という人は、悪質サイトに登録されてしまった名前などの個人情報を変更しておけば、個人情報が残ってしまうことはなくなります。登録情報の変更ができるサイトは、退会するのではなく、登録されている個人情報を変えたり、登録してしまった写真があったら削除して別の写真に変えておきましょう。

【悪質サイトの退会についてここがおかしい！】

普通のサービスであれば退会に数週間の期間がかかるのはおかしい。

・・・悪質サイトに退会をさせてほしいと言うと「システムの都合上、退会には1ヶ月かかります」と返事があることがあります。退会までの日数がそんなにかかるシステムというのは、何十年前のシステムなのでしょうか。そういったサイトは初めから退会させる気がないのです。

しかし、返事があるサイトはまだ良心的と言えます。悪質サイトは退会申請をしても完全無視してくる所がたくさんあります。もっとひどいところだと「退会するにはシステム手数料がかかるので50000円必要です」といって法外な請求をされることもあります。こういった退会手数料は例え規約に書いてあっても、金額が妥当でないので支払う必要はありません。

退会金を請求された

登録した覚えがなければ退会をすることはおかしい

・・・突然の迷惑メールが届き「メールを止めるためには配信停止をクリックしてください」と言っていくるのは、よくある迷惑メールのパターンです。ですが、よく考えると登録した覚えがないサイトに対して退会を申請することはちょっとおかしいです。

これは悪質サイトがメールをクリックさせて、ワンクリック詐欺などを行おうとしている典型的な例のケースがあります。退会申請、配信停止ボタンは安易にクリックすると危険です。

そもそも入会していないのに「退会」と言うのは意味不明

ログインすると退会申請が無効

・・・悪質サイトに退会申請をすると「サイトにログインしたり、アクセスすると退会申請が無効になる」と言ってくるサイトがあります。これはおかしな話です。無効にするのは、わざと退会申請を先延ばしにして、利用者がうっかりアクセスしたら「利用する気があったからアクセスしたのだろう、退会申請は無効だ！」と言って退会を阻止したいという意図が見えます。

まっとうなサービスであれば、本人が退会をしたいと申し出ているのだからトラブルにならないようにすぐに退会をさせるべきです。悪質サイトが退会をさせないのは、退会申請をしてくる人は騙しやすいと考えているので、何とか理由をつけて、まだ騙そうと考えていると予想することができます。悪徳業者の言うことをまともに聞いてはいけません。

お互いの同意がなければ退会できない

・・・悪質サイトでは退会の連絡をすると「相手の同意がなければ退会はできません。相手と話し合ってください」と言ってくるケースがあります。このケースでは、相手はサクラなので退会に同意することはありません。

退会するために相手の同意が必要なんて話は、悪質サイト以外では聞いたことがありません。「相手の同意がなければ退会はできない」といわれたら、そのサイトは退会させる気がない悪質サイトだと判断できます。悪質サイトの話を信じると騙されてしまいます。注意してください。

電子消費者契約法を守っていない詐欺的誘導

・・・悪質サイトは、サクラを使ってSNSやマッチングアプリから連絡してきて、悪質業者が作った偽物のプロフサイトや招待状サイトに誘導してサイトに登録させようとしているケースがあります。

このようなケースでは、メールを送ってしまうと、悪質サイトに登録されてしまうことが知らされずに知らない間にサイトへ登録されます。これは電子消費者契約法を守っていない登録のやり方になるため、悪質サイトへの登録は無効になります。無効な登録には退会する必要はないのです。

【『退会を無視した』と脅迫する架空請求業者】

悪質サイトを退会しないでメールの無視を続けると架空請求がくるケースがあります。

・弁護士の名前を騙る悪質な架空請求に注意！
・携帯（docomo）メールを使った架空請求のまとめ
・softbankのメアドを使う架空請求メール

このような架空請求では「退会手続をせずに一方的に放置した行為により発生した代金」だと嘘をついて請求してきます。悪質業者は退会した人にも同じ詐欺メールを送ってきます。

このような請求は、事前に利用料金が発生することを利用者にわかりやすく告知していなければ正当な請求にはなりません。サクラに騙されて自分で登録してしまったケースでも、登録したページのわかりやすい位置に料金のお知らせがなかったら、相手の請求は不当な請求になります。不当請求は絶対に払ってはいけません。

悪質サイトの脅しに負けずに、架空請求は無視すれば大丈夫です。架空請求業者の詐欺メールを受け取りたくない人にはメールアドレスの変更を推奨しています。

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2013/09/07作成 2024/4/11更新
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