メールアドレスの変更をすすめるワケ

今回は悪質サイトに教えてしまったメールアドレスの変更をおすすめする理由をまとめました。

悪質業者にもれたメールアドレスは情報漏えいを繰り返すと↓のように迷惑メールの悪質さが増していくケースがあります。

１、出会い系サイト（サクラ）からメール
まだかわいいものです。
↓
２、他の悪質サイト（恐喝脅し系）のメール
ちょっとこわくなりました。
↓
３、架空請求・その他詐欺メール
詐欺になりました。
↓
４、闇金メール
危険レベルに達しました。
↓
５、ウイルス付きメール（国外からのメールのケースあり）
やばいやつです。

↑の全てのメールを無視できれば詐欺やネット犯罪の被害にあってしまうケースはないのでメールアドレスは変えなくて大丈夫です。でも、無視できない人や詐欺メールを見破る自信がない人には被害を未然に防止するためにできるだけメールアドレスの変更をお薦めしています。

最近の悪質業者の詐欺メールは普通のメールと見分けができないように送信されてきます。

・架空請求の例
『ニュースNAVI』メルマガサービスの退会詐欺に注意！
専用窓口カスタマー担当者「藤本」の架空請求詐欺メール

ウイルス付きメールは間違えて添付ファイルを開いてしまうと取り返しがつかなくなるケースがあります。ウイルス付きのメールには「このメールはウイルスが添付されてます」とは書いてありません。巧妙に、誰にでも届く可能性が高いメールの件名（不在通知など）や有名な会社の名前（YAH●O、UF●銀行など）を使って送られてくるケースもあります。ウイルス対策ソフトを使っていても最新のウイルスだったら対策ソフトでは防げないケースも考えられます。

さらに、悪質業者に教えてしまったメールアドレスがYAHOOやGmailなどのメールアドレスだったケースでは悪質業者にメールアドレスを乗っ取られてしまうケースがあるかもしれません。
メールアドレスのパスワードを簡単に推測できる英数字にしていたり、悪質サイトや他のサイトで使っていたパスワードと同じパスを使っているようなケースではメアドを乗っ取られる可能性は高くなります。

詐欺を仕掛ける悪人たちの手口は巧妙化しているので、詐欺メールに注意していても騙されてしまうケースがあります。迷惑メールがよくくるようになってしまったら、被害を最小限にするために一番よい対策はメールアドレスを変更することです。

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2016/07/12作成 2022/2/13更新
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