表記住所が海外や私書箱の出会い系サイトは違法？

サイトの運営会社の情報を調べると住所が海外になっていたり、私書箱になっている場合があります。今回は、これが法律上問題ないのかを調査しましたので、記事として残しておきます。

下のインターネット異性紹介事業に関する届出の方法によると、運営実態のない場所は届け出では認められていないことになっています。

インターネット異性紹介事業に関する各種手続きと注意事項
以下抜粋─────────────
(4)本法で定義する「事務所」とは、事業活動の中心となる一定の場所のことを言い、下記のような場所は、登記の有無に係わらず「事務所」に当たりませんので、この場合は事業を行う方の住居を事務所に代えて届け出てください。
ア　私書箱(私設含む)等、郵便物等の取扱いを行う代行者の所在地
イ　電話機（転送、留守番、ファクシミリ等）やサーバコンピュータ等の機器が設置されているのみで、通常は無人の事務所
ウ　電話代行者等、主に連絡取次事務担当のみが在所する事務所
─────────────────
引用元：https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/other/tetsuzuki_chui.html

上の通りなので、もし、悪質サイトが警察に届け出を出す際に、表示されている海外の住所や、私書箱を提出していたら、その届出は認められていないはずです。
そう考えると海外に運営会社が存在する出会い系サイトは、そもそも届け出の手続きをしていない可能性もあり、それだけで違法サイトであることが予想できます。
出会い系を利用する前には、そのサイトがどこで運営されているのかを必ずチェックしておいてください。住所が海外、私書箱の場合は悪質サイトの可能性が高いです。

当サイトでは悪質サイトの分析に運営会社のチェックもしていますので、怪しいサイトを見かけたらこちらから報告をいただけると助かります。報告いただいたサイトは、被害防止のために詳しく分析して新たに記事を作成します。

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2013/12/14作成 2016/6/1更新
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