偽AMAZON(アマゾン)のアカウント一時停止の迷惑メール

今回は「AMAZON(アマゾン)」の偽物が送っているアカウント一時停止のフィッシング詐欺の迷惑メールの分析です。

■使われていたメールアドレス
amozone@s41.coreserver.jp

悪質業者は↑のメールアドレスを使って「Amazon.JP」という名前で迷惑メールを送っていました。迷惑メールに使われていたメアドはレンタルサーバーの会社のアドレスが悪用されていました。メールアドレスから本物のアマゾンのメールではないと分析できるので同じメールは無視で大丈夫です。

■メールの本文
今すぐあなたのアカウントを確認してください。

アカウントが一時的に停止されました。

これは通常、次のいずれかによって引き起こされます。

・複数のログイン失敗

・不正確なアカウント情報

・不正なアカウント操作

・認識されていないデバイスからログインしてください

あなたのアカウントにログインし、以下のリンクをクリックすることで解決し

ログイン

あなたの詳細を保護するだけで完了するまで数分かかります。
宜しくお願いします

AMAZONカスタマーサービス

↑↑↑ここまでがメールの本文↑↑↑
この情報はJさんからもらいました。情報ありがとうございます！
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この迷惑メールではアマゾンのアカウントが停止されたといってAmazonのアカウント情報を盗もうとしているフィッシング詐欺メールのケースが予想できました。
フィッシング詐欺のケースでは、迷惑メールからサイトにアクセスしてしまうと本物のAmazonと同じような入力フォームが用意されています。偽物だと気づかずにそのままフィッシング詐欺サイトにログインするための情報を入力してしまうとメールアドレスやパスワードを騙し取られてしまうので注意してください。

(本物のAmazonのログイン画面)

同じようなメールがきていたら、メールからアクセスしないで本物のAmazonのURLからサイトにアクセスしてアカウントが停止されていないかを確認してみましょう。

本物のAmazonのURL：
https://www.amazon.co.jp/

普通にログインできればAmazonのアカウントは停止されていないので迷惑メールのアカウント停止は騙すための嘘だったことがわかります。

・フィッシング詐欺に騙されてしまったら

詐欺メールに気づかずにすでにフィッシング詐欺サイトにメールアドレスやパスワードを入力してしまった人はすぐに↓の対策をしてください。

・本物のAmazonにログインしてパスワードの変更をする
・すでにパスワードが変更されてログインできないケースではAmazonパスワードアシスタントでパスワードを変更する
・パスワードの変更ができないケースではAmazonに問い合わせする
・ほかのサービスでAmazonのパスワードと同じパスワードを使っていたらそのパスワードを変更する

↑の対策をしておくことで被害を最小限に減らすことができます。フィッシング詐欺では同じパスワードを使っている金融口座のアカウントが狙われているケースがあるのでパスワードはできるだけ使い回しをしないようにしましょう。

今回分析した偽AMAZON(アマゾン)の迷惑メールには中国とエジプトのIPアドレスが書いてありました。この迷惑メールは日本語も少しおかしい部分があるので送っているのは海外の詐欺集団なのかもしれません。

迷惑メールは一度きてしまうと同じようなメールが何度もくるケースがあります。メールを無視すれば詐欺の被害にあってしまうケースはありませんが、メールを見ると不安になってしまったり、本物と偽物のサイトを見分ける自信がないケースではできるだけメアド変更しておくと詐欺にあいにくくなります。

よくわからない怪しいメールがきたら一人で判断しないで信用できる家族や友達に相談することでも詐欺被害にあってしまうケースを減らせます。すぐに相談できる相手がいないケースでは消費生活センターに相談してみましょう！

「偽AMAZON(アマゾン)のアカウント一時停止の迷惑メール」に関する情報を募集しています。同じ迷惑メールに関する情報があれば↓のコメント欄から投稿をお願いします。

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2018/10/15作成 2023/8/6更新
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