悪質サイトでクレジットカード決済をしてしまった時の対処法

今回はクレジットカードの質問が多いので記事にしました。

インターネットでクレジットカードを利用していてあとから悪質サイトだったとわかる場合があります。カード情報を入力してしまって後から気づいた人は悪用されないかと不安になりますが悪質業者がクレジットカード情報を悪用することは普通はないので心配しないでください。

理由を説明します。

・悪質業者がカード情報を悪用しない理由

【その１】クレジットカードの情報は悪質サイトに知られていない。
ネットショッピングで利用するカード決済には「決済代行会社」が間に入ります。「決済代行会社」と悪質業者は別の会社です。カード決済をする時には「決済代行会社」のページに移動してカード情報を入力します。「決済代行会社」のページでカード決済をしていればカード情報は悪質業者には伝わっていません。正しいカード決済をしているならサイトはカード情報を知らないので悪用できないのです。

【その２】悪質業者がカード情報を悪用すればすぐにわかる。
「決済代行会社」と悪質業者は別の会社だと説明しました。悪質業者がカード決済を利用するためには「決済代行会社」としっかりと契約をする必要があります。悪質業者がカード決済を悪用して不正な請求を行うと不正はすぐにばれて「決済代行会社」との契約は解約されてしまいます。クレジットカードはお互いの信用でなりたっているので不正を働いた悪質業者は今後カード決済を利用できなくなります。悪質業者でもカード決済が突然使えなくなるととても困るので自ら進んで悪用する可能性は低いのです。

↑の説明の通り普通は悪質サイトでカードを使っても心配はいりません。しかし悪質サイトの中にはフィッシング詐欺的なやり方でカード情報を取得したり、はなからカード情報を騙しとるつもりでサイトを作っているサイトがあります。そういうサイトでうっかりカードを使うと不正利用される可能性があります。

使った金額以上の請求がきたらクレジットカードの不正利用になります。不正利用発覚時は慌てずに行動することが大切です。クレジットカード会社は利用者が安心してカードを使えるように不正利用による損害を補償しています。気持ちを落ち着けたらすぐに利用しているクレジットカード会社のコールセンターに電話してください。カード会社の調査で不正利用が認められれば支払いは止めることができます。

【注意点】
不正利用による損害補償はクレジットカード会社毎に対応が違います。悪質サイトでカード情報を入力してしまって心配であればすぐにカード会社に連絡をしてカード会社の対応を聞いてください。カード会社の対応に不安があればそのカードの利用停止の依頼をしておくと安全です。悪質サイトとは別の話ですがクレジットカードを悪用した詐欺被害から身を守るためには対応がしっかりしているクレジットカード会社を選ぶことが大切です。

インターネットを利用する人を狙った詐欺は増えています。個人情報、お金につながるクレジットカードなどの情報は簡単に人に教えないように個人で十分な注意をしてください。

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2014/09/02作成 2023/10/12更新
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